TMKのポケモン日記

初代統一を語ります

【シーズン16】最終ランク56位!レート2129のパーティー公開!

どうもTMKと申します!

SVシーズン16お疲れさまでした。

今期はガチのガチで上位をとりにいこうと本気のガチパを組んでみました

結果は最終56位、レート2129

ガチパを使ったからにはもう少し上をいきたかったですが、最終2桁とれたのでまあよかったです。

 

とはいえ個人的には完成度の高いパンティなのでよかったら参考にしてください!

 

 

パーティ構成

 



 

構築作成のコンセプト

構築を組むときはいつも選出誘導ができるように意識しています。
選出誘導の方法はさまざまで、時にはあえて電気技やステルスロックの通りがよい構築を組んだりしていました。
そして今回はディンルーを見せポケとして選出誘導することに焦点を当てています。

ディンルーは先発要員のイメージが強く、非常にウーラオスやパオジアン等を呼ぶことが多いです。
その結果、相手の選出が予測しやすくなり、思い通りの試合展開に持ち込むことが多くありました。

今回は初代のカケラもないガチの厨パです。
余り使い慣れない構築でまだまだ改善の余地はありますが、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

 

ポケモン紹介

ディンルー

 

ディンルー@オボンのみ

特性:わざわいのなんたら
テラスタイプ:毒
努力値:H196,A4,B108,D148,S52

性格:わんぱく(C↓B↑)


技構成:しっぺがえし、カタストロフィ、ふきとばし、じしん

主な役割:選出誘導用の見せポケ・イエッサン構築へのメタ

 

詳細:

最初はステルスロックを要員として導入しました。
低レート帯ではまあまあ活躍してくれていたものの、レートが上がると相手にメタられることが多く、あまり選出することはありませんでした。

しかし、彼の最大の強みは、非常にウーラオスやパオなどを先発に誘導してくれること。
ディンルーを構築に入れるだけ7割はこいつらが先発にでてくれるため、こいつらに強いこちらのB特化水ウーラオスが非常に有効でした。
B特化水ウーラオスを使わずとも相手の先発がわかっていればどうにでもなります。
とにかく先発にこいつらがでてきやすいため、対策がやりやすく、ディンルーの存在は選出誘導としては非常に優れていました。

また、選出誘導以外の面でもイエッサン構築に対してメタれることが偉かったです。
オオニューラにさえ気を付ければ、イエッサンやテツノカシラに対しても非常に強く、多くの場面で活躍できました。

 

■技構成について
技構成に関しては、しっぺがえしを入れていましたが、もともとは地震を使っていました。
地震があれば電気タイプに対する役割を果たすことができましたが、飛行タイプや浮遊に無効にされることがあり、途中でしっぺがえしに変更しました。
この技のおかげで、イエッサン構築に対するメタがより強くなり、実際に勝利に貢献することもありました。
ただし、地震も必要な場面があるので、パーティと相談して選択する必要があります。
ステルスロックが使いにくかったので、その枠を地震に変えるのも良いかもしれません。

 

水ウーラオス

水ウーラオス@たべのこし

特性:守る貫通するやつ
テラスタイプ:どく
努力値:H252,B212,S44

性格:わんぱく(B↑C↓)
技構成:水流連打、ドレインパンツ、アクアジェットつるぎのまい

主な役割:物理受け兼積アタッカー

 

初代統一時代、とにかくウーラオスが苦手だったので、それに対抗できるポケモンを用意しようということで採用。
Bに振れば非常に硬く、相手のウーラオスインファイトくらいであれば余裕で2発は耐えます。
素早さもちょっと振っているので、耐久よりのウーラオス相手なら結構抜くこともできました。
ウーラオス相手でなくても、物理アタッカー相手であればだいたい受けることが可能です。
返しのドレインパンツやたべのこしの回復も大きく、対ウーラオス性能としてはそこそこ高かったです。

 

その他、パオにも強いのはもちろんですが、ゴツメのないカイリューであれば1舞しんそくくらい余裕で受けきれるうえ、
テラスも毒なのでハバカミやオーガポンにも強く出れました。
後述のエンテイをどうしても先発に出したいが、相手にウーラオスがいるといったときも、こいつも一緒に選出すれば、安心してエンテイを選出することができました。

 

ただやはりこいつも非常にメタられており、ディンルーほどではないにしろ、上位になればなるほど選出が少なくなった印象です。
BIG6的なパーティ相手には非常に強いが、アシレーヌやタケルライコ、ラティ兄弟あたりには非常に弱く、それらがいる構築にはなかなか出せませんでした。
対ウーラオスにおいても後述のカイリューやハバカミでもなんとかなるため、必須という状況でもなかったです。


しかし、逆に言えばこいつらさえいなければかなり刺さることも多く、ゴツメカイリュー相手でさえもつるぎのまいとドレインパンツで押し切れることもあり、活躍するときは本当に強かったです。

ウーラオスは色々な型を試してみましたが、この型が一番強かったように感じます。

 

エンテイ

 

 

エンテイ@突撃チョッキ

特性:精神力
テラスタイプ:ノーマル
努力値:H132,A236,S140

性格:いじっぱり(A↑C↓)
技構成:せいなるほのお、しんそくストーンエッジ、じならし

主な役割:特殊アタッカー流し(主にハバカミ)

 

ハッサム以外でハバカミやパオに強いポケモンが欲しくて採用

このポケモンの強みはなんといってもやはり聖なる炎の存在です。
聖なる炎は威力100で50%の確率で相手を火傷にするという超強力な準専用技です。
この技のおかげで、ハッサムと違い、安易な交替を許さず、ハバカミメタとしてはハッサム以上の実力を見せつけました。

 

耐久もメガネハバカミのシャドーボールや炎オーガポンのがんぷうも2発は耐えることができ、返しの聖なる炎やストーンエッジで返り討ちにすることができました。
暁ガチグマやアシレーヌといった耐久特殊アタッカーはやや苦手ではありますが、チョッキの存在によりガチグマのだいちのちからくらいであれば余裕で1発は耐えるため、まったく何もできないというわけではありません。

 

特性精神力による威嚇無効も非常に強力で、苦手なランドロスに対しても先手で火傷にできれば、地震くらい1発は耐え、そうでなくとも普通に結構なダメージを入れることができるので、ある程度削れているランドであればそのまま押し切ることも多かったです。

 

また聖なる炎以外にもしんそくの存在も非常に強力。さすがにハチマキカイリューしんそくには遠く及びませんが、そのカイリューしんそくで削り切れなかった相手へのとどめとして刺さることが多かったです。
ノーマルテラスでハバカミに対して更なるメタを強化するついでにしんそくの火力を上げることも強かったです。

 

ストーンエッジは主に炎オーガポンやカイリュー対策。
特にカイリューに関しては聖なる炎を怖がらずに積んでくることも多かったので、そんな悠長なやつにはかなり刺さることが多かったです。
しかし、あくまで命中的にも切り札的な技として考え、基本はカイリュー相手には後述のハバカミで対応するようにしていました。

 

じならしは正直自由枠です。
一応タケルライコには通りますが、あやつは耐久が高いのでじならしの威力で弱点をついたところで大した有効打にはなりません。
一応ゴーストに通る命中安定技ということでHP残り僅かなハバカミに打ったりする程度です。

 

苦手なポケモンはやはり水ウーラオスアシレーヌ、ガチグマあたり。
水ウーラオスに対しては、上述の水ウーラオスと組み合わせたり、対面する前に先にカイリューで削っておくなどして対応していました。
ガチグマも同様です。アシレーヌも同様ですが、アシレーヌは幸い物理耐久がそこまで高くないため、テラスを切ってしんそくで削れば何とかごり押せることが多かったです。

今期に関してはこのエンテイが勝ち馬だったように感じます。使用率に関しては確か27位とめちゃくちゃ高いわけではありませんが、個人的にはトップ10に入ってもおかしくないような強さを感じましたので、みなさんにもこのポケモンの強さを確かめてほしいと思います。

 

ハバタクカミ

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

特性:こだいかっせい
テラスタイプ:水

性格:おくびょう(A↓S↑)
努力値:H228、B252、S20(最速ガブ抜き)

技構成:

ムーンフォース、マジカルフレイム、あまえる、いたみわけ

 

主な役割:カイリューやウーラオス等積み物理アタッカーに対するストッパー

 

詳細:

積みアタッカーが全体的に苦手なので、そのストッパー採用しました。
このポケモンの強みはなんといっても対カイリュー性能です。
1龍舞くらいでは全然抜けない圧倒的素早さと、甘えるによるH55B55の種族値とは思えない高い物理受け性能が特徴。
たとえ相手のカイリューが鋼テラスでアイアンヘッドをしてきたとしても、甘えさえすれば余裕で受けきれます。

 

具体的なダメージ計算はしていませんが、積んでいないカイリュー対面において、こちらはテラスを切らずとも鋼テラスアイアンヘッドを2発耐えることができました(2回甘えるした場合)
そこまで削られたらあとはいたみわけで回復+マルスケを壊すことができ、うまくいけばマジフレで倒しきることもできました。


その他、当然のことながら対面であればパオやウーラオスにも強く、アクジェやつぶてくらいであれば余裕で耐え、たとえ積まれていてもこちらが水テラスを切ればやはり耐えることもできました。

 

チョッキランドについても厄介な存在ではありますが、甘えるをうまく使いこなせば対面勝てることも多かったし、チョッキガチグマもマジフレがあれば、大きな負担をかけることができました。

 

後述のハチマキカイリューとの相性も◎です。ハチマキカイリュー自体は非常に相手に負担をかけられるポケモンである一方、非常に起点にされやすいのが問題です。
特にじしんやアイヘでこだわっている状況だとよく相手のカイリューなりウーラオスなりに起点にされることが多々ありました。
ただそんな盤面でもこのハバカミなら何とかしてくれることが多く、それが本当に強かったです。


またこちらの水ウーラオスとの相性もよかったです。あまえるやマジフレで相手の火力を下げることでつるぎのまいをする場を用意することができ、そことの相性もよかったです。

 

と、強い部分はたくさんありましたが、逆に弱いなと思った部分もいくつかあります。
いわば特殊耐久の高い特殊アタッカー。特に対ハバタクカミはきつく、こちらはあくまで対物理アタッカーポケモンに特化しているため、シャドボや電磁波を搭載しているハバタクカミにはどうしても勝てず、その対面で負けることが多かったです。
まあそのために上述のエンテイが非常に重宝しました。

 

■技構成について
技構成に関してはムンフォあまえるいたみわけは確定として、マジフレの枠は自由枠です。
個人的にはウーラオスとの相性や苦手な鋼テラスラティへの打点、その他暁ガチグマへの最低限の負担をかける枠としてマジフレを搭載していましたが、マジフレだとどうしても火力が低く、シャドボなら勝てたという盤面も少なくはなかったです。
またドオーやキョジオーンのような耐久のある搦手ポケモンも苦手でそいつらがいると出しにくくちょうはつも欲しい場面もめちゃくちゃありました。
ただ自分としては全体的に特殊アタッカーが苦手なパンティなのでその弱点を補えるマジフレは外せなかったという次第ですね

 

カイリュー

カイリュー@はちまき

特性:マルチスケイル
テラスタイプ:ノーマル
努力値:H4,A252,S252

性格:いじっぱり(A↑C↓)

技構成:げきりんしんそくアイアンヘッド、じしん

主な役割:高火力物理アタッカー 兼 苦手構築へのごり押し

 

詳細:

なんやかんやで最強ポケモンカイリュー!圧倒的なエース!
全体的に苦手なアシレーヌランドロスのサイクルでも、ママンロンゲやハバカミでも、対面ではほぼ負けることがなく、ノマテラで強引に進めることができるのが最大の強み。
ハバカミの紹介でも述べましたが、こだわって起点にされそうになっても物理アタッカー相手ならハバカミで止めることができ、そういう意味ではハバカミとの相性は抜群です。

 

とにかくマルスケによる行動保障とハチマキしんそくによる圧倒的火力で苦手なポケモンはほぼこのカイリューで解決できます。
そういう意味ではカイリューというポケモンはやはり入れておくべきポケモンであり、構築に入れないのは少しもったいないと感じます。

 

飛行タイプが入っているため、エンテイの苦手な地面技をこのカイリューで防ぐこともできます。
エンテイと共通してしんそくを覚え、こいつのしんそくで削り切れなかった相手をカイリューで削り切るといったこともできるのも強みです。
ただ両者ともステルスロックやがんじょうに弱い点だけがちょっと課題ですね。

サーフゴー

 

サーフゴー@隠密マント

特性:おうごんのからだ
テラスタイプ:飛行
努力値:H244,B196,C44,D4,S20

性格:ずぶとい(A↓B↑)
技構成:ゴールドラッシュ、シャドーボール、わるだくみ、じこさいせい

主な役割:グライオン対策 及び見せポケ

 

詳細:

グライオンが非常に苦手だったので採用。
飛行テラスのため、グライオンからサーフゴーに対する有効打は一切なく、わるだくみの起点にすることができました。
しかし、わるだくみを積んでもグライオンには素早さが負けているので、身代わり守るでTODを狙われることが非常に多かったです。
そのため、そこを見越して、こちらはディンルーやウーラオスなどHPの高いポケモンを入れることで、お互いノーダメージのTODを制することができました。
ただし、ヘイラッシャやハピナスがいる受けループはHPの総量的に無理で、そこはよく負けていました。

 

持ち物はキョジオーンにも対応できるよう隠密マントにしていましたが、そもそもキョジオーンはこの隠密サーフゴーを非常に警戒してくることが多く、役に立つ場面がほとんどありませんでした。
キョジオーンであれば別にサーフゴーでなくともウーラオスカイリューでごり押すこともできたため、この持ち物は変えてもいいかもしれません。

持ち物や努力値の振り方が悪いせいかもしれませんが、対グライオン構築以外の構築への汎用性も低く、グライオン構築以外に出して役に立ったということは非常に少なかったです。


まあ、こいつの存在自体がモロバレルのような厄介な搦手ポケモンへのけん制にはなっていたため、その点では見せポケとしては優秀だったのかもしれません。

そういう意味では、このポケモンが本パーティの中では一番のカスタマイズ点だと思います。
誰か対グライオン構築にも強く、汎用性の高い型を教えてください。

 

まとめ

今回は初代統一の呪いから脱却しつつ、本気で本気の構築を組んで、見事最終2桁を獲得できました。

正直、元初代統一勢としては、過去に初代統一を使っていた自分を自己否定しているような気がして、心苦しい思いもありました。

しかし、強いポケモンを使ってここまで勝てたのも、過去に初代統一で学んだ立ち回りや考え方があってのことだと思います。また、こうして様々な強いポケモンを使うことで、彼らの強みと弱点も理解でき、大変勉強になりました。

初代統一はまだ別途続ける気持ちもありますが、今回得た知識を基に、初代統一でもそうでないパーティでも勝てるように、これからも頑張っていきたいと思います。

 

 

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